◆プロ・アマ交流戦 巨人0―1東海大(12日・ジャイアンツ球場)
巨人3軍は、東海大とのプロ・アマ交流戦で零封負けを喫した。
先発の育成6位左腕・千葉隆広投手は、初回先頭に右中間二塁打を許すと、さらに二つの四球を与えて1死満塁とピンチを広げ、5番・加門への3球目が暴投となって先取点を献上。2回以降は立ち直り、5回2安打1失点と好投したが、打線が相手の3投手の継投の前に5安打無得点に封じられた。
今季、3軍戦12試合目の登板で初黒星を喫した千葉は「課題として出ている立ち上がりで、四球やワイルドピッチなど自分でリズムを崩してしまう内容となってしまったので、準備の仕方や考え方を改めないといけないと感じました」と反省。2回以降は「難しく考えずにテンポよく押していけるようにと割り切って投げて、守備にも助けられて無失点で抑えられて良かった」と振り返り、「自分のピッチングのリズムも良ければ守備や攻撃にもつながってくると思うので、試合の流れを作ることもでき、壊してしまうこともある先発投手として責任を持ち、次回登板に向けて準備していきたい」と語った。