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【西武】高橋光成50日ぶりの登板も6回途中4失点で開幕9連敗「前を向いてみんなで戦っていくしかない」

スポーツ報知 2024年8月12日 17時53分

◆パ・リーグ 日本ハム5―1西武(12日・エスコン)

 またしても勝利をつかむことはできなかった。西武・高橋光成が6月23日のオリックス戦(京セラ)以来50日ぶりに先発マウンドへ。「ボール自体は悪くなかったと思います」と振り返ったが2回2死、レイエスに高めに入った初球の変化球を右越えへ運ばれて先制点を献上すると、4回から6回まで1点ずつを失った。6回2死、奈良間への投球後、右脇腹の異変を感じて三塁側ベンチへ。9安打、4失点で降板した。

 脇腹の症状については「ちょっとつりそうになったので。大丈夫だと思います。投げきりたかったですけど、無理をして大けがするのが一番よくないと思ったので」と説明。「ファウルも取れましたし、四球もなかったのでゾーンの中で勝負できたと思います」と96球をまとめた。

 「自分が投げて流れを変えたかった」というエースでも連敗を止めることができず、自身も開幕から9連敗。チームは今季の負け越しが決まり優勝の可能性が消滅。それでも残り41試合へ向けて視線を上げた。「前を向いてみんなで戦っていくしかないですし、引きずっていてもなんのいいこともない。前を向いて1試合1試合、1球1球、ピッチャーだったら全力で投げていくというか、プレーしていくことしかできない。僕自身もそういう姿勢を見せたいですし、あきらめずに1球1球しっかり投げるというところでは集中してできたと思うので、引き続き続けて、チームに流れをちょっとでも持ってこられるような投球をしたいです」。その闘志は少しも衰えていない。

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