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デーモン閣下、がん復帰ステージで雄たけび「お前もがんにしてやる! お前も! お前もだ!」

スポーツ報知 2024年8月12日 19時7分

 6月に早期がんが発見されたことを発表していた、ロックバンド「聖飢魔2」のデーモン閣下が12日、東京・江東区のお台場R地区 WATERRAND特設会場で、音楽フェス「CRASH CRISIS」に出演し、ステージ復帰した。

 最高気温35度の灼熱(しゃくねつ)の屋外会場で、デーモン閣下が復活の雄たけびを上げた。ロックバンド「Damian Hamda’s Creatures」のゲストボーカルとして出演したデーモン閣下は「暑いな! お台場!」とあおると、観客から「閣下!」の声が飛んだ。デーモン閣下は客席に向かって「がんになるぞ。もちろん、お前も、お前もがんになる。お前は特別に早期発見にしてやる」と自身のがんからの復帰と検査の大切さを説いた。ライブでは「JACK THE RIPPER」などを熱唱した。

 デーモン閣下は6月に公式サイトで、早期のがんの手術を受け、5月下旬に退院していたことを発表。同サイトでは「デーモン閣下(悪魔。アーティスト。10万61歳)は今年2月に日頃よりお世話になっているかかりつけ医に勧められて、内視鏡による検査を致しました。その際、本来の検査目的ではない部位において早期の癌を見つけることができました」と報告していた。

 がんが見つかった箇所は明らかにしなかったが、3月16日に開催した「ジゴロック大分地獄極楽ROCK FESTIVAL」の出演後に検査入院と手術を受けたとし、5月下旬に退院していた。デーモン閣下は「かなりの早期段階であり、ステージも1の軽い方であった。『どこのがんだった』かを知りたい? そうであろうが、今は内緒だ」とコメントしていた。

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