◆第106回全国高校野球選手権大会第6日▽2回戦 関東第一7―1北陸(12日・甲子園)
関東第一(東東京)は13安打7得点と打線が奮起し、北陸(福井)に勝利。5年ぶりの夏1勝を挙げた。東京勢は春夏320勝となった。
先発した左腕・畠中鉄心が3回5安打1失点。2番手で救援したプロ注目の右腕・坂井遼(3年)が最速148キロのストレートを軸に変化球も織り交ぜ、6回3安打無失点。無四死球と制球力も際立った。
今春センバツでは開幕戦の八戸学院光星戦で延長タイブレーク敗退。米沢貴光監督(48)は「センバツで悔しい思いをして、選手たちと一緒にやってきて、なんとかつかみ取ろうということを言ってきました」とナインの奮闘をたたえていた。