◆JERAセ・リーグ 巨人1―0阪神(12日・東京ドーム)
阪神は今季15度目の完封負けを喫した。先発の西勇は7回4安打1失点。自責0の好投ながら、悔しい4敗目となった。決勝点は失策。初回2死二塁で岡本和の三塁線のゴロを佐藤輝がバックハンドでうまく捕球したが、一塁への送球がワンバウンドになった。これを大山が後逸。この間に二塁走者の生還を許した。大山も前に止めたかったところだが、佐藤輝に失策が記録。両リーグ最多19個目となった。打線は山崎伊の前に4回まで無安打。7回途中まで二塁すら踏めなかった。
以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答
―山崎がよかった
「いや、そうでもなかったんちゃう。飛ばしてたけどな」
―西勇も自責ゼロ。勝ちをつけないと
「(笑いながら)その通りちゃうの。そんなん、俺が言わんでも分かってることやんか」
―初回に
「なあ。もう、そんなんも分かってるやんか。勝敗って、その1点やないか」
―大山も止めてやりたかった
「俺一人で叫んだからな、ワンバン!って。俺だけやった、恥ずかしかったわ、ベンチで。そういうことや」