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将棋のプロ棋士コンビ「銀沙飛燕」がよしもと無限大ドームで初舞台!

スポーツ報知 2024年8月12日 23時26分

 将棋の谷合廣紀四段と山本博志五段によるお笑いコンビ「銀沙飛燕(ぎんさひえん)」が12日、東京・渋谷の「よしもと無限大ドーム」で行われたお笑いライブに出演し、YouTubeチャンネル「よしもと将棋芸人 と金チャンネル」のメンバーである芸人たちに混ざって、初めて漫才を披露した。14日に行われる「M―1グランプリ」1回戦へ向け、準備を進めている。

 初めて「38マイク」をはさみ、舞台に立った二人。将棋のタイトル戦の対局場検分さながらに”舞台検分“からライブはスタート。立ち位置やマイクの高さなどを確認し、MCを務めたランパンプスの寺内ゆうきから「SONY製のマイクになっております」と言われた山本は「書体はなんですか?」とさっそく検分あるあるでボケ、会場の笑いを誘った。

 ネタ本番ではボケの谷合がネタを飛ばすハプニングもあったが、ツッコミの山本がうまくフォローし、コンビプレーを披露。ネタ全体を通して会場からは度々笑いが起こっており、コンビ初陣は好調の滑り出しとなった。

 ネタ終わり、「緊張しました」と山本。谷合は「なかなか想定通りにはいかなくて…」と反省し、「ネタ合わせでは飛んだところないところでネタが飛んだ。研究がはずれて、想定外の局面になってしまった。山本さんがアドリブでフォローしてくれて助かりました」と話した。

 関西棋士の冨田誠也五段と服部慎一郎六段によるお笑いコンビ「もぐら兄弟」はM―1大阪予選に挑んだが、1回戦で敗退となっている。銀沙飛燕は将棋界から初の1回戦突破を目指している。(瀬戸 花音)

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