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1番・大谷翔平、第1打席は中飛 左手骨折から復帰の2番・ベッツは空振り三振 初回はMVPトリオ不発

スポーツ報知 2024年8月13日 9時17分

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の第1打席は1ボールからの2球目、92・9マイル(約149・5キロ)直球を打つも中飛だった。

 この日のブルワーズ先発は今季7勝、防御率4・02のF・ペラルタ。大谷は7月6日(同7日)に初対戦し、その際は3打席で2四球1死球だった。敵地・アメリカンファミリーフィールドはこの日まで過去3試合の出場で打率12打数5安打の打率4割1分7厘、1本塁打と相性のいい球場。再びリーグ単独トップに立つ3試合ぶりの36号アーチにも期待がかかる。

 大谷は前日11日(同12日)の本拠地・パイレーツ戦では6打数1安打。6回に10打席ぶりのヒットとなる右翼線三塁打を放ったが、5―5の延長10回1死一、二塁で三邪飛に倒れるなど得点圏では4打席全て凡退。約4か月ぶりに3割を切り、8月はこの日まで9試合で月間打率1割7分9厘と不振に陥っていた。

 この日から左手骨折で離脱していたベッツが大谷の後を打つ「2番・右翼」で約2か月ぶりに復帰。「3番・一塁」のフリーマンとの“MVPトリオ”が約2か月ぶりに完成したことで余裕が生まれ、マークが分散することによる相乗効果もあるはずだ。11日の試合後にロバーツ監督は「走者が得点圏にいる時にスイングが少し大きすぎると思う。時には本塁打ではなく(外野)フライでもいい。翔平がミスしてしまうのは少し力み過ぎているからだろう」と指摘していた。

 なお、2番・ベッツの初回の復帰初打席は空振り三振。最後はスイングの反動でバランスを崩して転倒した。3番・フリーマンは右飛で3者凡退。初回のドジャースの攻撃は不発だった。

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