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【甲子園】 長野日大の“巨人・高梨2世”こと山田羽琉は無念の初戦敗退

スポーツ報知 2024年8月13日 11時54分

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日▽2回戦 青森山田9―1長野日大(13日・甲子園)

 巨人・高梨雄平のフォームにそっくりの変則左腕で、長野大会無失点で甲子園出場に貢献した長野日大・山田羽琉(はる)投手(3年)が強打の青森山田を相手に先発。2回まで得点を許さなかったが、3回に自らのバント処理のミスから4点を失い、イニング途中でマウンドを降り左翼の守備に回った。

 「際どいところに投げてもカットして粘ったり、自分の持ち味である緩急にも、バッターはしっかりと追いついてきた。青森山田打線の方が少し上手だと感じた」と山田。それでも、7回途中で再びマウンドに上がると、打者9人を1安打に封じ意地を見せた。

 4番打者としては、0―9の7回に先頭で左前打を放って出塁。唯一の得点となるホームを踏み「遠かった1点がついに取れた。自分で踏むことが出来てうれしかった」と喜んだ。

 昨秋の新チーム結成時に外野手から投手になり、今春、二段モーションが解禁されると今のフォームに変えた。初戦突破はならなかったが、山田は「変則フォームがあったから、甲子園という場所に来ることができた」と1年間のチャレンジを振り返った。

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