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大谷翔平、カウント3―0から36号2ラン 米通算207本目で初めて「アウトになっても後ろに…」

スポーツ報知 2024年8月13日 13時39分

◆米大リーグ ブルワーズ2―5ドジャース(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5回に3試合ぶりの36号2ラン。3打数1安打2打点1盗塁で同じ“MVPトリオ”のベッツの復帰戦に花を添えた。本塁打王争いでは再びリーグ単独トップに立った。

 2―0の5回無死一塁の第3打席だった。3ボールからの4球目、ペラルタの93・2マイル(約150キロ)直球を捉えた。打球速度107マイル(約172・2キロ)、打球角度36度、飛距離424フィート(約129・2メートル)。コースに逆らわず、左中間へ打ち返した。

 カウント3―0からの本塁打はメジャー通算207本目で初めてだった。「もちろんアグレッシブにいきたいなとは思ってましたけど、相手からしてもアウトになってもムーキー(ベッツ)もフレディ(フリーマン)もテオ(T・ヘルナンデス)もいるし、まだまだケアしなきゃいけない打者がたくさん後ろに控えているので。甘く来たらいくぞという姿勢をいつも、どのカウントでもそういう姿勢だけは崩さないようにしたいなと思います」と左手骨折からの復帰戦で11号決勝2ランを放った2番・ベッツら後を打つ強打者たちへの信頼を口にした。

 7回には6試合ぶりの盗塁も決め、リーグ2位タイとなる今季33盗塁目。チーム119試合目での36号、33盗塁はシーズン49本、44盗塁ペースとなり、日本人初、史上6人目の「40―40」は現実的な数字となってきた。「今シーズンはゴールは特に決めてなくて、本当に1試合1試合頑張りたいなと思ってますし、シーズンも後半に近づいているので。ポストシーズンに向けてしっかり自分のやることに集中したいなと思います」と力を込めた。

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