◆JERAセ・リーグ 広島0―6DeNA(13日・マツダスタジアム)
広島は、リーグ最多18度目の完封負けで16年の球団最多12連勝以来のマツダ10連勝を逃した。同球場では7月9日の巨人戦以来の黒星となった。今季2度目の先発となった野村は、初回に1死を取る前に4点を奪われ、5回4失点(自責3)で今季初黒星。打線は、前夜12日に2年ぶりマルチ安打で2年ぶり3番起用となった中村奨が2戦連続2安打も、計4安打に終わった。DeNA戦の連勝は5でストップ。4年連続の同カード勝ち越しは、14日以降に持ち越しとなった。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―野村投手
「初回だけだったね。立ち上がりだけ。あとは粘って投げていたと思います」
―打線について
「東からヒット3本だったかな。結構、紙一重の打球も多かったし、各打者の内容を見たら、そんなに悲観することはないです。しっかり切り替えて、また明日臨んでほしいなと思います」
―3番起用の中村奨選手が2戦連続のマルチ安打
「いいね。もちろんナイスヒットだし、ヒットの球種に対する方向、また打球の強さというのもね。内容もいいと思う」
―東投手は極端な配球もあった
「やっぱり向こうも対戦が多いからデータが出ていると思うし、初回に4点かな。相手バッテリーからすると配球しやすい。思い切ったことやりやすいと思う」
―3番手・松本投手は今季初登板で1回2/3を無失点
「真っすぐ、良かったね。ファームの方からも、いいですよと報告もあったし、自分も映像しか見てなかったけど、実際に生で見て、やっぱりいい真っすぐを投げているなと。ナイスピッチングだったと思います」
―8回2死から森浦投手、9回はハーン投手が登板した
「森浦もハーンも中5日空いていた。間隔が空いているので投げたいと、ピッチングコーチからリクエストがあったので、いってもらいました」
―明日は9連戦ラスト
「明日はピースナイター。特別な試合になると思うので、いい試合を見せられるように準備したいと思います」
―9連戦を先発8人で回した。野村投手の次回登板について
「1回、抹消します。で、またこちらでいろいろ考えたいなと思います」