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早田ひな、28年ロス五輪での雪辱誓う「4年後には心技体全てのことを究極に持っていけるように」…パリ五輪卓球代表帰国会見

スポーツ報知 2024年8月13日 22時49分

 パリ五輪の卓球男女の日本代表6人が13日、羽田空港着の航空機で帰国し、都内で記者会見を開いた。女子団体で早田ひな(日本生命)、平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)が2大会連続の銀メダルに輝いた。

 早田は左腕のけがを乗り越え、シングルスは銅メダル。その後の団体でも活躍した。それでも「今大会は金メダルを目標に頑張っていたんですけど、シングルスの準々決勝が終わって腕をけがしてしまって。それでもやっぱりたくさんの方に支えられて、団体銀メダル、そしてシングルス銅メダルを獲得することができました。それでもやっぱりこの結果には満足がいっていません」と貪欲に語った。

 2028年のロス五輪に向けては「けがをしたことも踏まえて次に生かせるように、そして4年後には心技体全てのことを究極に持っていけるように、また挑戦していきたいと思います」と決意を新たにした。

 痛みを抱えて臨んだシングルス準決勝では世界ランク1位の孫穎莎(中国)に敗れ、団体決勝でも中国勢に苦杯をなめさせられた。まずはけがの治療を最優先とした上で「金メダルを取るにはまだやっぱりやらなきゃいけないこともたくさんありますし、まだまだ甘いのかなっていうのもありました。銀メダリスト、銅メダリストっていう肩書きがもしかしたらついてしまうかもしれないですけど、私の中では挑戦者っていう気持ちは変わらない」と早田。「またこの4年間、しっかり自分と向き合って突っ走っていきたいです。この舞台で中国の選手と戦って、いい結果が出せたらいいなという思いで、金メダルを取るためにやらなければいけないことを一つ一つクリアしていきたいです」と雪辱を誓った。

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