◆米大リーグ レイズ―アストロズ(13日、米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド)
アストロズの菊池雄星投手(33)が13日(日本時間14日)、敵地のレイズ戦で移籍3試合目の先発登板。初回を3者凡退で立ち上がった。
前回登板の7日(日本時間8日)、敵地のレンジャーズ戦では2試合目で移籍後初勝利となる5勝目を挙げた。5回1/3を投げ4安打2失点8奪三振で10試合ぶりの白星を手にし「2試合ともチームが勝ってすごくほっとしている。勝ち星が重要じゃないと最近の(米国の)野球では言われているが、やっぱり勝つとうれしい」と喜んだ。
加入後初登板だった2日(同3日)のレイズ戦はチェンジアップを多投。レ軍戦ではスライダーを、球速も変えながら投げ分けた。いずれも膨大なデータを活用した首脳陣からの助言。「ビデオを見る時間が増えたし、相手打者をよく知って試合に入ろうとしている。今まで以上に勉強している」と新天地で投球の幅を広げている。