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オーカーン、内藤哲也を破り優勝決定T進出「余ならもっと上に行ける…アントニオ猪木を超えられるって、信じてる」…8・12長岡全成績

スポーツ報知 2024年8月14日 8時42分

◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(12日、新潟・アオーレ長岡)観衆3022

 新日本プロレスは12日、新潟・アオーレ長岡で「G1 CLIMAX 34」を開催した。

 メインイベントのAブロック公式戦でIWGP世界ヘビー級王者で5勝3敗の内藤哲也と4勝4敗のKOPW保持者グレート―O―カーンが激突した。

 内藤は引き分け以上、そしてオーカーンは勝てば優勝決定トーナメントに進出するサバイバル戦は、内藤のデスティーノを大空スバル式羊殺しで切り返したオーカーンが逆河津落としからエリミネーターで勝利し大逆転でトーナメント進出を決めた。

 長岡大会でAブロックは公式戦を終了。結果、1位がザック・セイバーJr.、2位に鷹木信悟、3位がオーカーンとなり2連覇を狙う内藤はまさかの予選敗退となった。

 開幕4連敗からの5連勝で優勝決定T進出を決めたオーカーンは「逆転? 逆襲? そういうのが一番似合うのは“帝国”なんだよ! 誰にも負ける気がしねえ! このまま『G1』もプロレス界も支配してやる!」と雄叫びを上げた。

 バックステージでも「確固たる己のスタイル、そしてプロレスを楽しむこと。今までのテメーになかったこと、それをしっかりつかんだ。テメーで言っとくよ。これでプロレスラーとしてのスタートラインに立った。だがな、スタートラインにすら立ってなかったヤツが、様々な広報、結果、話題、注目度、その全てを支配してきた。それで、スタートラインなんかに立っちまったら、最速でテッペン獲りに行くぞ」と初優勝を宣言した。

 さらに「余ならもっと上に行けるって思ってる。ちゃうちゃう、思ってるじゃねえ。上に行けるって、確信してる。アントニオ猪木を超えられるって、信じてる」と掲げた。

 敗れた内藤は「予選リーグ敗退が決定して……ノーコメントで帰ることが普通でしょ。でも、俺はあんまりそれ、好きじゃないんで」と切り出し「非常に情けない戦績ですよ。自分でもそう思うよ。でも、でも……それが今日現在の俺だから。なんも恥ずかしいことはない。これが今現在の内藤哲也だから」と漏らした。

 ◆8・12長岡大会全成績

 ▼第1試合 20分1本勝負

棚橋弘至、○後藤洋央紀(6分39秒、GTR→片エビ固め)BUSHI●、辻陽太

 ▼第2試合 20分1本勝負

邪道、○エル・ファンタズモ(7分02秒、サドンデス→体固め)外道●、デビッド・フィンレー

 ▼第3試合 20分1本勝負

○金丸義信、SHO、高橋裕二郎、成田蓮(8分48秒、ジャックナイフ式エビ固め)フランシスコ・アキラ●、HENARE、ジェフ・コブ、KONOSUKE TAKESHITA

 ▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦30分1本勝負

○ゲイブ・キッド(4勝5敗=8点)(6分52秒、レッグトラップパイルドライバー→エビ固め)カラム・ニューマン(2勝7敗=4点)●

 ▼第5試合 同30分1本勝負

○ザック・セイバーJr.(7勝2敗=14点)(15分44秒、ザックドライバー→片エビ固め)SANADA(4勝5敗=8点)●

 ▼第6試合 同30分1本勝負

○鷹木信悟(5勝4敗=10点)(13分50秒、パンピングボンバー固め)ジェイク・リー(4勝5敗=8点)●

 ▼第7試合 同30分1本勝負

○海野翔太(4勝5敗=8点)(19分45秒、デスライダー→エビ固め)“キング・オブ・ダークネス”EVIL(5勝4敗=10点)●

 ▼第8試合 同30分1本勝負

○グレート―O―カーン(5勝4敗=10点)(18分58秒 エリミネーター→体固め)内藤哲也(5勝4敗=10点)●

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