Infoseek 楽天

【甲子園】 健大高崎の春夏連覇ならず 「もう2度と高校野球ができない…」と箱山遥人主将は号泣

スポーツ報知 2024年8月14日 11時34分

◆第106回全国高校野球選手権大会第8日▽2回戦 智弁学園2―1健大高崎(14日・甲子園)

 センバツを制した健大高崎の春夏連覇は夢と消えた。1―1の9回表。2死一、二塁から、智弁学園の1番・佐坂悠登一塁手(3年)に中前適時打を打たれ、これが決勝点となった。

 主将として攻守でチームを引っ張ってきた箱山遥人捕手(3年)は「もう2度と高校野球ができない…」と号泣。「最後の夏に、初めて甲子園に来ることができた。期待されたなかで臨んで、こんなに早く負けてしまうなんて…。とても悔しい」と2回戦敗退を残念がった。

 4番打者としては4打数無安打。それでも守りでは、矢のような送球で二盗を刺し、走者一、二塁からの送りバントに対しては、猛烈なダッシュで捕球してジャンピングスローで三塁封殺するなど、好プレーを連発。ドラフト候補に挙がる捕手らしい肩とフットワークを見せた。

 今後の進路については「センバツが終わってから、プロを目指してやって来た。これからも練習して、(ドラフトで)選んでいただけるようにやっていきたい」と話した。

この記事の関連ニュース