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松本人志の訴訟で若狭勝弁護士「普通はないこと。裁判所に問題か、どちらかが申し入れしたのでは」

スポーツ報知 2024年8月15日 5時30分

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が自身の性的暴行疑惑を報じた「週刊文春」に名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋などに、5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、14日に開催予定だった第2回弁論準備手続が、スポーツ報知の既報通り延期となった。松本側と文春側の弁護士事務所が認めた。

 両事務所によると、裁判所の判断によって13日に期日延期が決定。次回の開催期日は未定で、延期した理由は明かさなかった。

 今回の決定について元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「普通はないこと。一般的に弁論準備手続であれば、ひとまず開催する。それをしないということは、裁判所に問題があったか、当事者のどちらかが内々に裁判所に申し入れしたのでは。提出書類や証拠に不備があった可能性がある」と推測した。

 レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は再開のめどについて「専門的な法律の解釈が必要な裁判ではない。1か月~1か月半ほどでは」と推察した。

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