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【巨人】西舘勇陽「大学の時も『まずはそこを目指して』と話していた」プロ初先発で中大同期右腕との対決実現

スポーツ報知 2024年8月15日 15時51分

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手が15日、プロ初先発となる16日・DeNA戦(横浜)へ向けてジャイアンツ球場で最終調整を行った。

 右腕は今季勝ちパターンの一角で、26登板で1勝2敗、19ホールド、防御率3・57を記録していたが、6月30日に出場選手登録抹消。ファームでは7月27日のイースタン・DeNA戦(平塚)で、公式戦初先発し、先発3戦目だった9日の同・楽天戦(G球場)ではプロ入り最長の6回9安打2失点、7奪三振だった。「先週ファームでは四球もなく投げられていた。カウントを取るときに被安打が多かったので、高さや左右のコースの投げ分けさえしっかりできれば。あとは力感とかを先週と同じような感じでいければいいかなと思います」と見据えた。

 相手先発は中大時代の同期・石田裕。プロ1年目で投げ合いが実現する。「大学の時も2人で『まずはそこを目指して』と話していたので、それが早速実現というか、台風でどうなるか分からないですけど、うれしく思います」と率直な思いを口にし、「相手が石田だからというのは関係なく、この1試合を任されている部分で、後半戦に入っていますし、1勝、勝ちにすれば大きい。1試合の重みは前半戦とは全然違うので。相手どうこうではなく、まずは試合をつくっていければいいなと思います」と表情を引き締めた。

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