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大谷翔平、38号&36盗塁目なるか ブルワーズ戦「1番・DH」先発出場 ベッツ休養で高まる期待

スポーツ報知 2024年8月16日 0時38分

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(15日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場する。ブ軍先発は今季メジャーデビューしたT・マイヤーズ投手(26)。初対戦の右腕から2試合ぶりの38号、さらに2試合連続の36盗塁目を狙う。

 前日14日(同15日)の同戦では今季3度目の3戦連発とはならず、4打数無安打で4試合ぶりノーヒットだったが、2回に四球を選び、6試合連続出塁。続くベッツの打席で二盗を決めると、3番・フリーマンの打席で三盗。リーグ単独2位となる35盗塁目を成功させた。リーグトップの37本塁打と合わせ、史上16人目の「35―35」を達成。MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、出場118試合目の到達は98年ロドリゲス(マリナーズ)に並ぶ2番目の早さだった。

 8月はこの日まで12試合で打率1割7分6厘、9安打ながら、5本塁打、7盗塁。本調子とはいえない中でもシーズン49発&46盗塁ペースとなり、メジャー6人目の「40―40」どころか史上初となる「45―45」も視界に捉えた。史上最速となる8月中の「40―40」達成も見えている。

 今季71勝50敗の貯金21でナ・リーグ西地区首位のドジャースだが、後半戦の勝率は19勝4敗のパドレスが両リーグ1位、20勝5敗のDバックスが同2位と同地区のライバルが猛追中。ともに2・5ゲーム差まで接近してきており、油断できない状況が続く。今季最長タイとなる13連戦も折り返しとなる7戦目。この日は12日(同13日)に左手骨折から復帰した“MVPトリオ”の一角、ベッツが休養となっただけに「盗塁は高い確率でいけると思った時にしっかりできれば、勝利に貢献できる確率が高くなる」と話す大谷の足、そしてバットがド軍勝利の鍵を握っている。

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