女優の田中美佐子が16日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。20代の頃に指導を受けたタレント・萩本欽一への思いを語った。
24、5歳の頃に萩本と同じ事務所に入ったものの「2~3年、仕事がなかった」と田中。萩本からは「君、なんかちょっと暗いから女優とかやればいいんじゃない」と言われたという。
そんな時、お笑いのアイドルグループを作るオーディションの手伝いをすることになった。そこには元SMAPの香取慎吾やタレントの勝俣州和らがいて、2畳ほどの畳の上で一緒に芝居をやった。
「芝居をやりなさいって言われて。台本は?って聞くと、『そんなものないよ。いいからやりなさい』って」勝俣らのアドリブに合わせて、即興でお母さん役やおばあさん役になって対応。「週に5日くらいやった。(萩本から)私ばっかり怒られて。それで、アドリブ芝居を死ぬほど勉強させられて」と話した。
そのオーディションで誕生したのが、勝俣が所属した男性アイドルグループ「CHACHA」。田中はその後、萩本の舞台に出演するようになり、30代はトレンディードラマなどで女優として大活躍した。
黒柳徹子から「欽ちゃんはどんな方?」と問われた田中は「厳しい方でしたね」としみじみ。5年ほど前に初めてお願いして撮影したという、笑顔でピースサインをするツーショット写真を公開した。