バレーボール女子日本代表の古賀紗理那（ＮＥＣ）が１６日、都内で引退会見を開いた。緊張した面持ちで「まだ、実感はめちゃくちゃわいている訳ではない」と率直な心境を語り、今後については「全く未定ですが、夫のお世話を頑張りたいと思います」と、男子日本代表の夫・西田有志に触れ、会場の笑いを誘った。
２０１３年に１６歳で初めて日本代表に選出され、１５年にＮＥＣに入団。以来、チーム、そして日本代表のエースとして女子バレーボール界をけん引してきた。会見で、自身にとってのバレーボールの存在について問われた古賀は「一つ自分の課題があって、克服するために練習して、成長したと思ってもまた課題がでてきて。やっと自分がここまで出来たと思っても、新しい課題をくれる。私にとっては、成長するために必要だった、大切な存在」としみじみと語った。