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森田剛、8年ぶり長編映画主演作が公開「未来ある若者にみて欲しい」戦争時の伝説アナ苦悩描く

スポーツ報知 2024年8月16日 15時19分

 俳優の森田剛が16日、都内で主演を務める「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の初日舞台あいさつに出席した。

 昨年8月にNHKで放送されたスペシャルドラマの劇場版。ラジオで太平洋戦争開戦を伝えるニュースと、玉音放送に携わった伝説のアナウンサー(森田)の葛藤を描く。

 森田の長編映画主演は、16年「ヒメアノ~ル」以来、8年ぶり。会場の客席は台風の影響もあり空席もあったが、「この日を迎えられてうれしく思います」と喜んだ。

 本作では、主人公・和田信賢アナを演じ「言葉に力があるという信念を持っている方。戦争の作品は他にあるけど、アナウンサー視点のものは今まで知らなかった。だからこそ伝えるべきだなと思ったし、演じる上では純粋な部分と、どうしようもならない現実という表現に興味湧きました」と語った。

 作中では、女優・橋本愛と夫婦役を演じている。橋本に膝枕をされるシーンを「何だか子どもに返るというか、膝枕されると見つめ合うのではなく、夫婦で同じ方向をみるのもいいなと。勇気づけられるシーンでした」と振り返った。

 イベントの最後には「昔話ではなく今に通じる話。自分や大切な人を守るため、そういうことを考える時間になればいいなと思います。未来ある若者にみて欲しい」と呼びかけた。

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