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亀田和毅と挑戦者決定戦行うドラミニ来日「私がまた勝つ」と返り討ち宣言

スポーツ報知 2024年8月16日 15時52分

◆プロボクシング「3150×LUSHBOMU vol 1」 ▽IBF世界フェザー級(57・15キロ以下)挑戦者決定戦12回戦 同級2位レラト・ドラミニ―同級3位・亀田和毅(24日、大阪・大和アリーナ)

 IBF世界フェザー級2位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)が16日、関西国際空港に到着した。24日にメインで行われるIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦で、同級3位・亀田和毅(TMK)と対戦するための来日。マネジャーやトレーナーとともに空港ロビーに現れたドラミニは、フライトの疲れも見せず、穏やかな表情を見せた。

 日本の暑さにも「南アフリカは今、冬なので季節は正反対だが、(試合の)8日前に来日できたので、これから試合に向けて調整していければ問題ない」とした。試合に向け「トレーニングキャンプをしっかりやって、自分を追い込めた。スパーリングのラウンド数は数えていないが、良いキャンプだったのは間違いない」と仕上がりに自信を見せた。

 ドラミニと和毅は昨年10月のIBF世界フェザー級2位決定戦で戦い、ドラミニが判定勝ち。和毅は「負けたら引退」を公言し、3月に再戦予定だったが、IBFがドラミニと同級3位・アーノルド・ケガイ(ウクライナ)に指名挑戦者決定戦実施を指示。両陣営が合意したため、和毅とドラミニの試合が消滅した。 そのため、和毅は急きょ対戦相手を変更。WBCユース・シルバー・スーパーバンタム級王者のケビン・ビジャヌエバ(メキシコ)と戦い、5回終了TKO勝ちしていた。その後、ケガイがドラミニとの試合を辞退したことで再戦が決まった。

 ドラミニはこの日、「前回と同じことをするだけ。前回も勝ちに日本に来て私が勝った。今回も同じことをするだけ。遠い南アフリカから日本に勝つために来たんだ。私がまた勝つよ」と不敵に返り討ちを宣言した。

 和毅の印象については「特に今まで対戦してきた他の選手と変わりはない。普通の選手。恐れることは何もない」。勝てば、世界王座への挑戦が決まる。「前回とは私自身の意気込みが違う。世界王者になることは私の夢。この試合に勝って世界王座に挑戦する」と必勝を期した。

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