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青学大の太田蒼生はマラソン、鶴川正也は5000Mで28年ロス五輪を目指す

スポーツ報知 2024年8月17日 7時0分

 今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の太田蒼生(4年)と鶴川正也(4年)が16日、2028年ロス五輪出場へ強い意欲を示した。現在、青学大は長野・菅平高原で夏合宿中。パリ五輪陸上の熱戦はチームメートと一緒に宿舎のテレビで観戦し、強い刺激を受けた。

 箱根駅伝3区(21・4キロ)で日本人歴代最高の59分47秒で区間賞を獲得し、青学大の優勝に貢献した太田は「ロス五輪にマラソンで出場したい」と強い意欲を示した。さらに「優勝争いに絡むためには2時間2分~3分の力が必要と思います。28年までのその力をつけたい」と、大きな野望を明かした。

 箱根駅伝ではメンバーから外れたが、今季は絶好調で6月の日本選手権5000メートルで屋外レースとしては日本人学生歴代最高の13分18秒51の好タイムで学生トップの4位となった鶴川は「パリ五輪をテレビで見て、僕もこの舞台で勝負したい、という気持ちになりました。5000メートルで世界と勝負したい。そのためには日本記録(13分8秒40、大迫傑)を更新し、12分台で走る力をつけたい」と前向きに話した。鶴川は来年の東京世界陸上への出場にも意欲。「5000メートルの参加標準記録が13分1秒に決まったので、来年から12分台を目指していきたい」と力強く話した。

 第101回箱根駅伝で連覇を目指す青学大は1日~19日まで菅平高原で長期合宿中。「故障なく、いい練習を積めています」と太田は手応えを明かす。鶴川も「練習の消化率はほぼ100%です」と充実した表情で話した。

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