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【オリックス】育成出身2人が奮闘!才木海翔プロ初先発で5回1失点&大里昂生V打 連勝で中嶋監督「どう、つなげていくか」

スポーツ報知 2024年8月17日 5時0分

◆パ・リーグ オリックス5―1日本ハム(16日・京セラドーム大阪)

 オリックス・中嶋監督は救援陣へ、ねぎらいの言葉を忘れなかった。「いつもいつも、キツい場面なんですけど。ほんとに良く投げてくれてると思います」。プロ初先発で5回を1失点だった才木も、7回に勝ち越し打を放った大里も育成出身。2連勝に欠かせなかったのは、リリーフ陣の奮闘だった。

 6回から鈴木、古田島、山田、ペルドモとつなぎ、逆転勝利を下支え。15日の7回から、のべ7人全員が無失点だ。9日からの千葉遠征では助っ人・マチャドの発案で「リリーフ会」を開催。ブルペンの結束を強くし、会計は最年長の左腕・山田がサラッと済ませた。

 守護神・平野佳や山崎、宇田川らが不在だが、救援陣の防御率2・61はリーグ2位。中嶋監督は「どう、つなげていくか」と連勝継続へ意気込んだ。残り37試合でCS出場圏内の3位・ロッテまで9ゲーム差。全員の力を合わせ、可能性を広げる。(長田 亨)

 ○…オリックスは15日の楽天戦(京セラD)の判定について16日、意見書の提出は見送った。6回1死一塁で森が左中間へ放った打球について、三塁塁審がノーキャッチ(安打)と判定。森は一塁走者の池田を追い越してアウト、捕球と自己判断した池田もタッチアウトとなった。中嶋監督は二塁塁審が判断をすべきケースだと猛抗議したが、審判側はルールとして三塁塁審が判定すると説明。球団はNPBに対し、プレー時の審判団の動きの確認について、改善が可能かどうかなどを問い合わせた。

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