劇団四季などで個性派俳優として活躍した俳優の下村青（しもむら・あお）さん（旧芸名・下村尊則）が１５日亡くなったことが１６日、公式Ｘ（旧ツイッター）「下村 青Ｏｆｆｉｃｉａｌ」で発表された。６０歳。青森県出身。葬儀は密葬で営まれるという。
公式Ｘでは「これまで下村青を応援してくださった皆さまにご報告させていただきます。下村青は２０２４年８月１５日午後４時ごろ、実家で旅立ちました」と発表されている。また「詳しいことは現在調査中で追ってお知らせいたします」としている。
下村さんは８４年に劇団四季入団し「ライオンキング」などで活躍。退団後も歌舞伎の「ワンピース」「新版オグリ」などにも出演。華やかがあり、個性的な演技に定評があった。Ｘには「２０歳で劇団四季に入団し俳優の道を歩み始めてから、今年で４０年節目の年でした。演劇界の異端児と異名を頂くほど個性豊かな役者ではありましたが、役に掛ける情熱は誰よりも素晴らしかったと誇りに思います」と自身のつづった言葉にも触れている。今月２日の歌舞伎俳優のオンライン番組にもゲスト出演し、元気な様子を見せていた。