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鈴木誠也がメジャー3年目で初の劇的サヨナラ打! 元中日右腕の前に快音響かずも、延長10回に大仕事

スポーツ報知 2024年8月17日 6時21分

◆米大リーグ カブス6ⅹ―5ブルージェイズ=延長10回=(16日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(29)が16日(日本時間17日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、延長10回無死一、二塁でサヨナラの左前適時打を放った。メジャー3年目で初のサヨナラ打にナインからの手荒い祝福を浴びた誠也は、大きな笑顔を見せた。

 ブルージェイズの先発は、元中日のジャリエル・ロドリゲス投手(27)。20~22年に中日でプレーし、22年には56登板で6勝2敗39ホールド、防御率1・15の成績を残した。ブルージェイズでメジャーデビューした今季は、この試合が13試合目の登板(いずれも先発)。試合前の時点で1勝5敗、防御率3・60だった。

 誠也は、初回1死二塁の1打席目に三飛。3回1死二塁の2打席目、5回2死走者なしの3打席目では、2打席連続で際どいコースの変化球に手が出ずともに見逃し三振に倒れた。8回1死走者なしの4打席目は3番手左腕・リトルと対戦し、初球に反応するも遊ゴロに倒れた。

 それでもドラマが待っていたのは、同点の延長10回無死一、二塁。カウント2―2から右腕・グリーンのスライダーを振り抜くと、三遊間を破る左前適時打で二塁走者が生還し、試合を決めた。チームの連敗を「3」で止める劇的な一打となった。

 試合は、初回にベリンジャーの13号2ランでカブスが先制。5回に一度は追いつかれたが、直後にクルーアームストロングの13号ソロ、アマヤの5号ソロと2者連続アーチで勝ち越した。3点リードで9回を迎えたが、今季17セーブのネリスが誤算で追いつかれ同点。それでも無死二塁のタイブレークではじまる延長10回表を無失点で抑えると、10回裏に誠也が試合を決めた。

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