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ボクシングIBF世界フェザー級3位・亀田和毅、指名挑戦者決定戦へ「世界に向けてのラストマッチ」

スポーツ報知 2024年8月17日 15時32分

◆プロボクシング「3150×LUSHBOMU vol 1」 ▽IBF世界フェザー級(57・15キロ以下)指名挑戦者決定戦12回戦 同級2位レラト・ドラミニ―同級3位・亀田和毅(24日、大阪・大和アリーナ)

 IBF世界フェザー級3位・亀田和毅(TMK)が17日、同級2位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)との指名挑戦者決定戦に向け、「向こうがどんな作戦でこようが関係ない。自分はリングの上で相手の心を折るだけ。すぐに心が折れると思いますよ。KOは付いてくるものなので、良い試合で勝てれば問題ない。今のコンディションもバッチリなので、試合でドラちゃんをバチっとKOするところを皆さんみてください」と意気込んだ。

 ドラミニと和毅は昨年10月のIBF世界フェザー級2位決定戦で戦い、ドラミニが判定勝ち。和毅は「負けたら引退」を公言し、3月に再戦予定だったが、IBFがドラミニと同級3位・アーノルド・ケガイ(ウクライナ)に指名挑戦者決定戦実施を指示。両陣営が合意したため、和毅とドラミニの試合が消滅した。

 そのため、和毅は急きょ対戦相手を変更。WBCユース・シルバー・スーパーバンタム級王者のケビン・ビジャヌエバ(メキシコ)と戦い、5回終了TKO勝ちしていた。その後、ケガイがドラミニとの試合を辞退したことで再戦が決まった。「今回の試合は自分にとって、世界に向けてのテストマッチとなると考えています。良い内容で勝つことができれば次につながるので」と和毅。スパーリングは合計120ラウンド行い、調整は順調だ。

 父で、トレーナーの史郎さんは「今回の和毅はかなり仕上がってる。皆さんには和毅が良い内容で試合に勝つことを期待してほしい。これ勝って、次の世界戦も勝って、和毅は3階級制覇や」と背中を押した。

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