◆ＪＥＲＡセ・リーグ ヤクルト―広島（１７日・神宮）
広島の末包昇大外野手が、久々に快音を響かせた。
０―１の４回１死無走者、ヤクルト先発・高橋の低めスライダーをバットの先で拾った打球が、左翼スタンド最前列に飛び込んだ。「最近、打てていなかった。先制されていたし、追い付くホームランを打つことができて良かったです」と振り返った。
左太もも裏肉離れから約１か月半ぶりの復帰戦となった８月６日の巨人戦（東京Ｄ）で７号ソロを含む２安打してから連続無安打が続いていた。２７打席ぶりの安打が、貴重な同点ソロとなった。
台風７号の影響で試合中止となった１６日には、神宮室内で行った全体練習で、新井監督からタイミングの取り方について直接指導を受けた。初回２死一塁の打席では空振り三振に倒れたが、復調の一歩を踏み出す一振りとなった。