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大谷翔平が本塁打も悩める8月「状態があまりよくない」 38号&37盗塁で「40―40」目前も

スポーツ報知 2024年8月18日 11時19分

◆米大リーグ カージナルス5―2ドジャース(17日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地・カージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数1安打で1本塁打2盗塁の活躍を見せたが、試合は逆転負けを喫した。

 初回先頭の1打席目に四球を選んで出塁すると、36個目の盗塁となる二盗を決めた大谷。3回先頭の2打席目は振り逃げ三振で出塁し、37個目の盗塁となる二盗を決めた。愛犬デコピンがデザインされたスパイクで俊足を見せつけた。2点を追う5回2死走者なしの3打席目には、右翼のカージナルスブルペンへ飛び込む38号ソロ。メジャー通算209本塁打で、全30球団からのホームランとなり「どういうチームからも打てるのはいいこと」とうなずいた。

 試合後、大谷は本塁打の打席を「甘い変化球でしたけど、結果的にホームランになってくれてよかった反面、ほかの打席はもうちょっといいクオリティーの打席にしたいなと思います。(調子が上がらない要因は)スイングというか、構えだとは思う。攻め方自体が大きく変わっているわけではない。基本的にストライクに来たどんな球種でも、ストライクに来たボールは打てるボールだと思っている。自分が打ったと思っているのが、空振りとかファウルになっている状態があまりよくないなと思いますね」と振り返り、反省しきりだった。

 121試合目の出場、チーム124試合目にして「38本塁打&37盗塁」。06年ソリアーノの出場147試合を上回る史上最速で6人目となる「40―40」(40本塁打&40盗塁)が近づき、前代未聞の「45―45」、「50―50」の期待も高まっている。8月に入ってからは月間打率1割7分2厘と苦しんでいるが、本塁打王争いでも、リーグ2位のオズナ(ブレーブス)に2本差をつけた。

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