不適切投稿を巡って所属事務所「ＶＯＩＣＥ」から契約解除されたフリーアナウンサー・川口ゆりさんが１７日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ＲｅＨａｃＱ−リハック−」に出演。自身の投稿について改めて謝罪した。
川口さんは、冒頭「元フリーアナウンサーという肩書で現在は無職です」と自己紹介。番組司会の映像ディレクター・高橋弘樹氏から「どうして無職なんですか」と理由を問われ、「このたびＸの方で大炎上してしまいまして、その投稿をきっかけに所属していた事務所から契約解除を言い渡されまして、この度、無職になってしまいました」と経緯を説明した。
そして、「この度は本当に私の不用意な発言で多くの方を傷つけてしまったりというのは本当に私も反省しておりまして、きちんと自分の言葉で皆さんに謝りたいなと思いここにいるという形です。特に謝りたい方がいらっしゃいまして、今回『汗のにおい』というところについて発信させていただいたのですが、現場労働の仕事の方だったり、具体的に言うと建設業の方々を傷つけてしまったなという気持ちがあります。もちろんそんなつもりは全くなく、どちらかというと汗をかく仕事の方というよりも、普通に働いていて汗のケアを全くしていない方々に対する『エチケットを頑張りましょうね』という話だったので、そこはきちんと自分の言葉で謝りたいなと思っていました。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
今回の騒動により決まっていた仕事が全てキャンセルになったそうで「今月、来月それ以降は全て数本。収入のあては今のところないです」と明かした。また、炎上後「３日、４日は何も食べられず。２日で６キロ痩せて。眠れない。ＳＮＳを見ない方がいいと周りの方に言ってもらったんですが、申し訳ないって気持ちがあるので、どうしても見ちゃう。っていうのもあって朝まで、眠れなくてという感じだった」と振り返った。
川口さんは、今月８日に自身のＸ（旧ツイッター）で男性の体臭について批判的な投稿をした。これが騒動となり、１０日に所属事務所が「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と契約解除を発表していた。