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永瀬正敏&石井岳龍監督、名タッグでトークショー「リミッター外れる」「俳優の中の俳優」

スポーツ報知 2024年8月18日 19時32分

 俳優・永瀬正敏が18日、都内で2001年公開の主演映画「ELECTRIC DRAGON 80000V」(石井岳龍監督)の特別上映イベントに石井監督と出席した。

 主演映画「箱男」(石井監督)が23日に公開されることを記念して開催された特別トークショー。

 「箱男」は97年に映画製作が決定していたものの、クランクイン前日に撮影が頓挫。その数年後に「ELECTRIC―」が撮影され、石井監督は「『箱男』が悲しい結果に終わっていましたんで。いい仕事をしたいという思いもあって、力が入っていました。ふたり(=W主演の浅野忠信と永瀬)のあの当時の姿を残せて幸せでした」と懐かしんだ。

 さらに、石井監督は「『箱男』がヒットすれば、『ELECTRIC―』続編をあわよくば…。プロットは出来上がってますんで」と意欲。これまで監督と、映画とドラマ7作でタッグを組んでいる永瀬は「任せてください!」とあうんの呼吸で応じ、「まずは『箱男』を何回でもみてください」と呼びかけた。

 永瀬は、「箱男」ではダンボールを被って街を徘徊(はいかい)する男など、石井作品でトリッキーな役柄を数多く演じており「石井監督の現場は、毎回自分のリミッターが外れるのが楽しい」とにやり。監督は「(永瀬は)俳優の中の俳優。絶大の信頼と甘えすらあります」と感謝を伝えていた。

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