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今永昇太が5回1失点も援護なく3敗目 被弾に完敗認める「バッターがやっぱすごかった」

スポーツ報知 2024年8月19日 6時32分

◆米大リーグ カブス0―1ブルージェイズ(18日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手(30)が18日(日本時間19日)、本拠地・ブルージェイズ戦に先発し、5回97球を投げて、4安打1失点、6奪三振の力投を見せたが、援護なく3敗目(9勝)を喫した。

 初回は2死一、二塁のピンチを切り抜けた左腕だったが、2回2死走者なしから、8番打者のロパフィドに右翼へ3号ソロを被弾。先制点で、結果的にこの試合両軍通じて唯一となる得点をあたえた。3回以降崩れることはなく、3回途中から8者連続アウト。危なげなくブルージェイズ打線を抑えたが、球数が97球に達したことで、5回でマウンドを降りた。カブス打線は4安打無得点に抑え込まれ、今永に10勝目が転がり込むことはなかった。

 見逃せばボールかという高めの直球を本塁打とされ、今永は試合後の現地放送のインタビューでは「ライトに風が吹いていたので、左バッターに引っ張らせたのはいけなかったと感じている。でも、僕の中ではミーティングの中で高めを攻めていこうという中で、あれがストライクゾーンに残った高めならちょっと悔しいけど、ピッチングコーチとも話して一貫性を投げたボールなので、あそこをホームランにしたバッターがやっぱすごかったのかなと思いますね」と淡々と振り返った。

 ブルージェイズ打線については「引っ張るというより、逆方向を意識している印象があった」と口にしながら、「今日の試合に関して言えば、ちょっと体も少しいつも通り動かないなと感じていましたし、ちょっと体が重くて動きにくいというのがあった。去年と違うのは、どこも痛くなくて、試合に痛みを抱えたまま出るということではなく、体は万全なので、今のコンディションで出来ることをやろうということにフォーカスしていました」と話していた。

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