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【甲子園】関東第一が巨人・オコエ以来9年ぶりの4強 先発の畠中がプロ注目左腕・藤田との投げ合いを制す

スポーツ報知 2024年8月19日 9時59分

◆第106回全国高校野球選手権大会第12日目 ▽準々決勝 関東第一2―1東海大相模(19日・甲子園)

 関東第一は東海大相模との接戦を制し、巨人・オコエ瑠偉外野手(27)らがいた2015年以来9年ぶり2度目の4強入りを決めた。

 6回まで東海大相模の198cm左腕・藤田琉生投手(3年)に3安打無得点と攻略の糸口をつかめなかった関東第一打線。しかし7回、先頭で打席に立った高橋徹平三塁手(3年)は、藤田のチェンジアップを捉えると打球はスタンドへ一直線。チームの大黒柱である高橋の高校通算61本目の本塁打で、チームにとって待望の先制点を入れた。

 さらに9回1死三塁、藤田に代わって2番手で登板した最速150キロ右腕・福田拓翔投手(2年)から、小島想生二塁手(3年)が内野安打。貴重な追加点を入れた。

 先発の畠中鉄心投手(3年)は、左腕から繰り出すチェンジアップなどの変化球を効果的に使い、9回1アウトまで投げて5安打無失点の投球。畠中からマウンドを継いだエース・坂井遼投手(3年)は1点を取られるも、最後は4番・金本貫汰一塁手(2年)を左飛に抑え試合終了。自己最速を更新する151キロの直球で、粘る東海大相模打線を振り切った。

 前回の準決勝では中日・小笠原慎之介投手(26)とロッテ・吉田凌投手(27)を中心に添えた東海大相模に10―3で敗北。9年ぶりの4強進出を果たすと同時に、9年越しのリベンジも果たした。

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