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【甲子園】青森山田が春夏通じて初の4強 吉川勇大が木製バットで決めた「目標にしているのは日本一」

スポーツ報知 2024年8月19日 15時41分

◆第106回全国高校野球選手権大会第12日目 ▽準々決勝 青森山田1―0滋賀学園(19日・甲子園)

 青森山田が滋賀学園との接戦を制し、春夏通じて初の4強を決めた。

 木製バットの乾いた音が聖地に響いた。両軍無得点の7回2死三塁。吉川勇大内野手(3年)が141キロの高めの直球をたたいて左前へ運んだ。今大会初安打となる先制の適時打が決勝打。凡退した1、2打席目よりも40グラム軽い木製バットに持ち替えての一打に「チームが勝てたことが一番うれしい。ここまで不調が続いていたけど、仲間があの場面でつないでくれたので本当に感謝したい」と笑顔で振り返った。

 投手戦を逃げ切り初の4強進出。ヒーローは「自分たちが目標にしているのは日本一。目の前の相手に本気でぶつかって、一戦一戦頑張って行きたい」と先を見据えた。

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