◆第106回全国高校野球選手権大会第12日目 ▽準々決勝 大社―神村学園(19日・甲子園)
ベンチスタートとなった大社・馬庭優太投手が3番手でリリーフ。勝ち越しを許したものの、実力を見せつけた。
3試合連続で完投してきたエース左腕は、5回無死一、二塁のピンチで登板。マウンドに上がっただけで、甲子園は大歓声に包まれた。今岡拓夢を遊ゴロに封じたが、併殺を狙った高橋翔和が一塁に悪送球し、勝ち越された。だが、続く正林輝大を遊ゴロ、岩下吏希を投ゴロに仕留めると、再び聖地は拍手で沸いた。
6回のマウンドにも上がった馬庭は、先頭打者をヒットで出塁させたが、後続を打ち取って得点を許さなかった。