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ロッテ・佐々木朗希の今オフメジャー移籍は断念か、米報道「もう1シーズン日本にとどまる可能性がある」

スポーツ報知 2024年8月19日 19時55分

 米紙「USAトゥデー」(電子版)は18日(日本時間19日)、ロッテ・佐々木朗希投手(22)のメジャー挑戦が来季終了後以降になる可能性が高いことを報じた。

 同記事では「日本のスター、佐々木朗希は、今冬にポスティングでメジャーに挑戦することが確実視されていたが、心変わりして、もう1シーズン日本にとどまる可能性がある。複数の球団幹部が話した」と報じ、「単純に彼は、今季は圧倒的な投手ではない。(15日の登板前の段階で)6勝3敗、防御率2・20で、コントロールに苦しんでいる。BB/Kがキャリア最低の4・10。69回3分の2を投げて、82奪三振、20四球で、被安打は52」と説明した。

 19年ドラフト1位で大船渡高からロッテに入団した怪物右腕は、2年目の21年にデビューして3勝2敗。22年は自己最多20登板で9勝4敗、防御率2・02で完全試合も達成した。23年開幕前には侍ジャパンの一員としてWBCで世界一も経験。同年は15登板で7勝4敗、防御率1・78の成績を残し、今季は度重なる離脱がありながら、ここまで12登板で6勝3敗、防御率2・15をマークしている。

 朗希は今年1月の契約更改会見では「野球を始めた頃から、将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある。入団当初から僕の目標や気持ちをお話しし、毎年毎年コミュニケーションを取り、球団の方にも理解をしていただいてる認識です」と、初めて公の場で、メジャー挑戦希望を明言。早ければ今季終了後にもポスティングシステムで挑戦するのではないかという、米国内の報道も多かった。

 ドジャース情報を扱うサイト「ドジャー・ネーション」では、「オフシーズンのビッグターゲットは、FAにならない可能性」という見出しで、朗希が今冬にメジャー移籍しない可能性が高まったことを紹介し「早すぎる(メジャーへの)移籍は、佐々木のキャリアにダメージを与えるかもしれない」と指摘していた。

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