卓球のノジマＴリーグは１９日、７季目の開幕に向けた会見を埼玉・越谷市のイオンレイクタウンで行い、パリ五輪女子団体銀メダルの神奈川・張本美和、選手兼監督を務める静岡・森薗政崇ら男女１２チームの代表選手が出席した。男子は２４日に東京―静岡、女子は２５日に日本生命―神奈川で、東京・代々木第二体育館で開幕する。
会見は７季目で初めて一般にも公開され、東西６チームずつに分かれてのゲーム要素を取り入れた卓球対決などで盛り上げた。今季のルール変更も発表。昨季から全体の試合数が３０試合増の１５０試合となり、各チーム２５試合ずつを戦う。選手の出場機会確保のため、従来は前日正午だったベンチ入りメンバーの発表は３日前の正午に前倒しされ、来場予定者に配慮した設定となった。
▽各チームの代表選手の意気込み（昨季年間順位順）
【男子】
琉球・上江洲光志「（沖縄・うるま市出身）１日でも早く地元で自分がプレーして、勝つ姿を見せたい気持ちが強い」
東京・大島祐哉「連覇を目指したい。個人としては出場したところで勝ち点を挙げ、チームに貢献できるように頑張っていきたい」
岡山・吉山和希「チームの良さは、みんなすごくコミニュケーション力があるところ。チーム一丸となって頑張ります」
静岡・森薗政崇「（選手兼監督で２季目）監督も試合をしているので選手たちで集まって次の日の予定やオーダーを決めたり、全員が静岡の一員として入っていける体制を整えている。チームワークももちろんいいし、勝負に対する執念もしっかり出していけるチーム」
彩たま・曽根翔「（２１歳で主将に就任）登録選手の中では僕が最年少ですが、最年少ながら下から引っ張っていければいいなと思って頑張っていきたい」
金沢・松平健太「今季は韓国の張禹珍選手が加入した。絶対的エースが加入したことでいいチームになったと思う。それを他の選手たちが周りで固めながら戦っていくのが今季の金沢のスタイル」
【女子】
日本生命・麻生麗名「（２連覇が懸かる今季のチームスローガンは“挑戦”）「日本生命は４連覇をしていて、その記録をさらに超えるために挑戦するという気持ち」
神奈川・張本美和（パリ五輪で女子団体銀メダルに貢献）「パリ五輪は毎試合全部緊張したけど、先輩方のおかげで思い切り自分らしくプレーすることができて、すごく楽しかった。パリの経験を次はＴリーグに生かして、勝っていけるように頑張りたい」
日本ペイント・青木咲智「昨年はプレーオフにいけたが、プレーオフでは悔しい思いをしてしまった。今年はしっかり優勝したい」
トップ名古屋・安藤みなみ「名古屋はいつもチームで合宿をしているのでその分、しっかりみんなでコミュニケーションを取れている。雰囲気はすごくいい。今季もチームみんなで明るく元気に頑張ります」
九州・出沢杏佳「九州は自分をはじめ、いろんな戦型の選手がたくさんいる。そこが魅力だと思うので、ぜひいろんな選手のプレーを見ていただきたい」
京都・日下部詩季「（１８日に選手登録）初めてのＴリーグですごく緊張している気持ちがたくさんあるけど、自分らしく笑顔で明るく頑張ろうと思っています」