吉本興業が、「笑いのチカラ」で心身に関する社会課題の解決を目指す新たな共創企画「笑いと健康プロジェクト」を設立することが２０日、発表された。同プロジェクトのパートナー企業、研究機関、団体を募集する。
これまで社会に「笑い」を届けてきた吉本が、これからの社会が抱える心身の課題解決に「笑いのチカラ」で貢献することができないかと同プロジェクトが発足した。従業員の健康促進、組織の一体感向上、創造力と生産性の向上、健康経営の推進、全員活躍の実現を目指していく。アシックス、キリン、近大医学部研究グループなどがすでにプロジェクトに参画している。
また、ＢＳよしもとでは、「笑いの力で健康に、そして健康なら笑える」を合言葉に、「笑いと健康 ワラケンプロジェクト」の取り組みを紹介する番組「ワラケンＴＶ～笑いと健康プロジェクト」（月１回放送）が２５日午後１時かいらスタートする。番組では吉本とキリンの取り組みを紹介する。
監修を務める、昭和大学医療イノベーション担当教授・大嶽浩司氏は「『お笑い』が心身の健康を導くことは、誰もが経験しています。『笑いと健康プロジェクト』は、個人の健康にとどまらず、『笑い』を通じて、健康な企業や社会の実現を目的としています。吉本興業とパートナー企業が協働し、『笑いのチカラ』を科学的に分析すれば、『笑い指標』の計測や『笑いの処方箋』など、社会の健康増進に寄与するイノベーティブなプロダクトを生み出せると確信しています」とコメントした。