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【巨人】中川皓太が新球フォーク交え1回0封2K「ほかの球もすごく生きてくる」…2軍ヤクルト戦

スポーツ報知 2024年8月20日 17時35分

◆イースタン・リーグ ヤクルト0―14巨人(20日・戸田)

 巨人の中川皓太投手がイースタン・ヤクルト戦で2軍降格後5度目の登板に臨み、1回無安打無失点、2奪三振と好投した。

 12点リードの7回から登板。先頭の橋本は2ストライクから3球粘られたが、最後は外角のスライダーで空振り三振に斬ると、続く4番・沢井は2ストライクから習得を目指すフォークを内角低めに落として2者連続の空振り三振。最後は北村恵を内角直球で詰まらせて三ゴロに打ち取った。

 直球は140キロ後半をマーク。危なげなく1回を投げ切ったが、先頭の橋本を追い込んでから粘られたことを反省し、「まだ全然、納得のいく球を投げられている感じではない。1軍だったら、ファウルで粘られてるところがたぶんヒットになってると思う。そういう細かいところや、球の強さをもうちょっと出したい」と現状を受け止めた。

 とはいえ、新球フォークで空振り三振を奪ったことは収穫。「結果、投げて三振が取れたことはすごく良かった。ああいう球があれば、ほかの球もすごく生きてくると思う。選択肢が広がった方が粘られることも減ると思うし、打者も考えることが増えるので、いいことしかない」と、少しずつ手応えを深めている様子だった。

 中川は7月30日からの阪神3連戦(甲子園)で2試合に登板し、7月30日は1イニングを3失点、8月1日は1イニングを2失点と結果を残せず、今月2日に出場選手登録を抹消されていた。

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