女優の伊原六花(25)が、天海祐希(57)の主演映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(中田秀夫監督、12月13日公開)に出演することが20日、分かった。
累計発行部数850万部の児童小説が原作で、テレビアニメやアニメ映画、ゲーム化もされている人気シリーズ。今作が初の実写化となる。
白髪に真っ赤な口紅で「~でござんす」という口調が特徴の駄菓子店店主を演じる天海に対し、伊原は、劇場版オリジナルキャラクターのファッション誌の編集者役を務める。小学生から大人まで大人気の作品とあって、伊原は「年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心からうれしかったです」と喜ぶ。
天海演じる店主から受け取った不思議な駄菓子によって、どんどんオシャレになっていく役どころ。「願いをかなえる不思議な駄菓子たちはいつだって心がときめくし、尽きない願いの後に来る深い後悔も胸に手を当て思い当たる気がしました」と作品に共感。「銭天堂の不思議な世界に魅入っていると、いつの間にかスピードを上げながら、形を変えていく願いに、脚本を読んだ時も撮影が始まってからも、ドキドキが止まりませんでした」と明かした。そして「たくさんの方に届きますように」と願いを込めた。
プロデューサーの今安玲子氏は「今までにないくらい感情の振れ幅が大きい伊原さんをスクリーンで見届けてほしいです」と呼びかけた。