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【甲子園】神村学園主将・川下晃汰が準決勝へ闘志「先輩方が残した財産」で初の決勝進出へ

スポーツ報知 2024年8月20日 19時9分

◆第106回全国高校野球選手権大会

 第106回全国高校野球選手権大会は21日、準決勝2試合が行われる。2年連続の4強入りを果たし、初の決勝進出を目指す神村学園(鹿児島)は20日、兵庫・淡路島内の室内練習場で汗を流した。

 練習後、宿舎で取材に応じた主将の川下晃汰外野手(3年)は、次戦に向けて「準々決勝から決勝戦を3回やろうという意気込みでやっている。選手たちは気持ちもたかぶっていますし、いい準備ができている。」と闘志を燃やした。昨夏は準決勝で仙台育英に敗退。まだ未踏の決勝の舞台だが「昨年の夏ベンチに入っていたメンバーが今年10人いる。その10人が昨年(4強入りを)経験したことは先輩方が残してくれた財産。明日は勝つことだけを考えてやっていきたい」と前向きに意気込んだ。

 小田大介監督(41)はキーマンについて「一人しかいません。正林に期待をしたいと思います」と準々決勝に続いて4番・正林輝大外野手(3年)を指名。3回戦まで13打数1安打と不振に苦しんだが、19日の大社戦で今大会初打点をあげた主砲の完全復活を望んだ。

 準決勝の相手は2戦続けて1点差と接戦を勝ち抜いてきた関東第一(東東京)。指揮官は「取られたら取り返す。打たれたら打ち返す。それくらいの強い気持ちを持って、明日も全員で挑みたい」と気合を入れた。

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