Infoseek 楽天

【甲子園】関東第一初の夏の決勝へ エース右腕・坂井遼「自分のピッチングがどれだけ通用するか楽しみ」

スポーツ報知 2024年8月20日 19時51分

 第106回全国高校野球選手権記念大会で15年以来、夏2度目の4強入りを果たした関東第一は休養日となった20日、降雨のため兵庫・淡路市内の室内練習場で調整を行った。21日に行われる準決勝で、同校にとって夏は初となる決勝進出を目指して神村学園(鹿児島)と対戦する。

 19日に行われた準々決勝東海大相模戦で自己最速を2キロ更新する151キロをマークしたエース右腕・坂井遼(はる、3年)は、「甲子園で150キロを出したい」と掲げた目標を有言実行した形となり、「信じられない。(スピードガンが)壊れたんかなって」と表情を崩した。

 ここまで3試合全てに救援で登板し、11回2/3を投げ無失点と圧巻の内容を見せている坂井。この日はブルペン入りせずキャッチボールやダッシュなどで調整。2年連続4強の強豪・神村学園に相手でも「自分のピッチングがどれだけ通用するか楽しみ。(与えられた)仕事を達成するだけ」と強気のエースが、関東第一の歴史を塗り耐える立役者になる。

この記事の関連ニュース