女子プロゴルファーの“キンクミ”こと金田久美子が２０日に自身のインスタグラムやユーチューブチャンネルを更新し、メニエール病と診断されたことを告白した。
インスタグラムでは「ご報告です」と題して投稿。「体調がずっと悪かったのはメニエール病と診断されました」と公表。「告白することが正しいのかわかりませんが自分の決意も示したくてお知らせしました」と発表に至った理由を説明。「せっかく自分のチャンネルもあるしインスタだとどうしても暗い感じになると思ったので動画にしてみました。詳しい事はＹｏｕＴｕｂｅで説明しているのでよかったら見てください」とつづった。
ユーチューブチャンネルでも「［緊急動画］キンクミが今の体調について説明します」というタイトルの動画をアップ。「１か月くらい前に熱中症になってからずっと体調が悪くて。先々週の軽井沢とＣＡＴ Ｌａｄｉｅｓ箱根の試合の時もずっとフラフラして。試合中も酔うから目をつぶりながら歩いたり。待ってる間もなんか気持ち悪いからずっと目をつぶったりして。っていうくらい、あんまり体調が良くなくて。熱中症の後遺症かな？って思ってたんですけど」と経緯を振り返る。３年ほど前から自律神経の乱れを感じ、知人の医師に相談したところ、メニエール病、めまい症の疑いがあると伝えられたという。その後耳鼻科で診察を受けたところ「そしたらメニエール病だと診断されました」と語った。
症状については「私はそんなにグルグル回るっていうのはなくて。頭痛とかフラフラしたりとか。気持ち悪さや吐き気がするとかなんですけど。だから私的には症状は軽めなんじゃないかなと思っています」と明かした。医者には休養をすすめられたそうだが「休んだところで良くなる保証もないし。だからやりながら治ればなと思ってるんですけど。病名も分かったから、無理せずという感じで」とプレーは継続するという。今週の北海道の試合も出場するとし「もし棄権みたいな形になっちゃったらすみません」「うまく付き合いながら頑張りたいと思ってます」と語った。
【インスタグラム全文】
体調がずっと悪かったのはメニエール病と診断されました。
告白することが正しいのかわかりませんが自分の決意も示したくてお知らせしました。
せっかく自分のチャンネルもあるしインスタだとどうしても暗い感じになると思ったので動画にしてみました。
詳しい事はＹｏｕＴｕｂｅで説明しているのでよかったら見てください。
◆金田 久美子（かねだ・くみこ）１９８９年８月１４日、名古屋市生まれ。３５歳。父・弘吉さんの教えで３歳からゴルフを始める。９８年、８歳で世界ジュニア優勝。２００２年リゾートトラストレディスで当時の最年少記録の１２歳９か月で予選通過。０８年、予選会をトップ通過でプロ転向。１１年にフジサンケイクラシックでツアー初勝利。１６６センチ、５３キロ。愛称「キンクミ」。