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福本豊氏が阪神・才木の逃げない投球を評価「逆転優勝のためには才木が投げる試合は全て勝つぐらいで」

スポーツ報知 2024年8月21日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 阪神8―3ヤクルト(20日・京セラドーム大阪)

 阪神は才木が連敗ストッパーとなり、優勝争いに踏みとどまった。ライバルの広島と巨人が直接対決している中、エースで4連敗となれば、ズルズルいってもおかしくなかった。

 調子は良くも悪くもなくだった。それでも7回無失点の結果を残せたのは、6回まで無四球のストライク先行の投球ができたから。打者が真っすぐ狙いでも、逃げずに投げきって、カウント負けしなかった。球威自体はヤクルト・吉村も遜色なかったが、変化球でかわしにかかる弱気な投球で、1回に2安打4四球(申告敬遠を含む)の3失点と自滅した。勝てる投手と、そうでない投手の差があった。

 足踏みしていた節目の10勝目を挙げて、シーズン大詰めの大事な登板にも弾みがつく。逆転優勝のためには才木が投げる試合は全て勝つぐらいでないといけない。(スポーツ報知評論家・福本豊)

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