日本の風水の第一人者で開運アドバイザーのＤｒ．コパさん（７７）が、すい臓がんを患っていることが２０日、分かった。この日、ＴｉｋＴｏｋのライブ配信で公表した。
その後、コパさんは所属事務所を通じてコメントを寄せた。
「私、Ｄｒ．コパは今すい臓がんを患っております。主治医より余命は聞いておりませんが、一般には、３年生存率が８％と言われているようです。（２０１４年のフェブラリーＳ・Ｇ１を制覇した所有馬の）コパノリッキーの最低人気２万数千円（＝２７２．１倍）の単勝配当で勝利したのと同じくらいの確率です」と説明。「それでも、風水と神様のお力でうまくいくんじゃないのかな、と思っており、目指すところは『死ぬ死ぬ詐欺』。皆様には風水がどう効くのか、医学を超えた何かが起きてしまうのか、よく見ていただきたく思います。幸いコパの周りには医者がたくさんいて、いろいろなことを教えてくれます。なかなかできる体感ではない、とまで思っております」と前を向いた。
最後に「これからは、すい臓と日々楽しく生きていこうと思っております。命がある限り、末永くＤｒ．コパをよろしくお願いいたします」とつづった。
同事務所によると、コパさんは、病院で告知された際も至って冷静。「誰もが通る道であり、寿命があるのは、当たり前のこと。風水でどのように寿命を全うするのかを、皆さんと一緒に楽しめれば」などと話していたという。今後もＳＮＳを通じて発信を続けていく、としている。
◆Ｄｒ．コパ（ドクター・コパ）本名・小林祥晃（さちあき）。１９４７年５月５日、東京・世田谷区生まれ。７７歳。日大理工学部建築学科卒。一級建築士。日本の風水・家相の第一人者。宮大工の一族の継承者として、神職としても活動する。２００１年に馬主資格を取得。コパノリッキー、コパノリチャードなどのＧ１馬を所有。