テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は２１日、来月２７日に投開票が決まった自民党総裁選に小泉進次郎元環境大臣が立候補する意向を周囲に伝えたことを報じた。
候補者の乱立が予想される総裁選。コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、岸田文雄首相が不出馬を表明した背景を「裏金問題があったから。そこがすべての始まりなんです」などと指摘した。その上で総裁選の「本質は前々から言っているように政治とカネなんで。企業側はお金を払っても自分の企業に有利な政策にしてほしいんです。議員側、自民党側は、そういうふうな政策をやってでもお金がほしいんです」と指摘した。
その上で「ここの関係を制度的に断ち切らない限りは、どこまで行ったってついて回るんです。今、自民党が今までの段階でやってることでは消えません。なので、野党も企業団体献金を禁止するっていうのをそろって打ち出しているわけです。そこに誰か一人でも踏み込めるのか？自民党の候補の中で。それを我々は見なきゃいけない」と解説した。
続けて「ただ、数を議員の中で取らなければいけないので、誰も言えないと思います。誰も言えない事実を見たらそれで我々はもう一回考えないといけないと思います」と視聴者へ提言していた。