◆第106回全国高校野球選手権大会第13日▽準決勝 関東第一2―1神村学園(21日・甲子園)
プロ注目の神村学園・正林輝大右翼手(3年)の夏が終わった。0―0の4回表に安打で出塁し先制のホームを踏んだが、7回裏に自らの失策も絡んで2失点。関東第一に逆転負けを喫した。
1点を追う9回表は、2死一、二塁から代打の玉城功大(3年)が中前安打を放ったが、関東第一の中堅手の好返球により二塁走者が本塁でタッチアウトになり試合終了。その瞬間を振り返り、正林は「この1年間は死にもの狂いでやってきたので、きつい時が頭に浮かびました」と思いを明かした。
今後の進路は、プロ一本に定めている。「チームに欠かせない存在になりたい」と新たなステージでの目標を口にした。