◆第106回全国高校野球選手権記念大会第13日 ▽準決勝(21日・甲子園)
京都国際(京都)が青森山田(青森)に勝利し、初の決勝進出を決めた。第1試合で神村学園(鹿児島)に勝利し、こちらも初の決勝進出となった関東第一(東東京)と決勝で対戦する。京都、東京の新旧都対決は春夏通じて初となる。
関東第一は接戦をものにして初の決勝進出。3回戦以降は強豪校を次々と撃破。春のセンバツ(第96回選抜高校野球大会)1回戦では守備のミスで延長11回タイブレーク負け。守備を強化し、内外野とも堅守が光る。エース右腕・坂井遼(3年)はここまで全試合リリーフで登板し、無失点。
一方の京都国際も初の決勝進出。準決勝では春のセンバツ初戦以来となる青森山田戦。1点差で敗れたリベンジを果たした。投げては2年生左腕・西村一毅が3試合無失点など、3試合連続完封勝ち。
■今大会の両チームの試合結果
◆京都国際
▽準決勝 京都国際3―2青森山田
▽準々決勝 京都国際4―0智弁学園
▽3回戦 京都国際4―0西日本短大付
▽2回戦 京都国際4―0新潟産大付
▽1回戦 京都国際7―3札幌日大
◆関東第一
▽準決勝 関東第一2―1神村学園
▽準々決勝 関東第一2―1東海大相模
▽3回戦 関東第一3―2明徳義塾
▽2回戦 関東第一7―1北陸