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大谷翔平、7回の同点機に一直 対大谷で左腕→右腕の“珍継投”も崩せず…直後のベッツが同点打

スポーツ報知 2024年8月21日 13時42分

◆米大リーグ ドジャース―マリナーズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2年連続3度目の40号に期待がかかる中、1点を追う7回1死二塁の第4打席は4番手右腕・ムニョスから一直に倒れた。大谷に対して左腕(サウセド)から右腕にスイッチする珍しい継投だったが、打ち返すことはできず。それでも、続くベッツの適時二塁打でド軍は同点に追いついた。

 マ軍先発はB・ミラーだった。大谷はエンゼルス時代の昨季対戦し、3打数1安打2三振。今季初対戦のこの日、初回先頭の第1打席はスプリットで空振り三振に倒れたが、3回1死の第2打席はそのスプリットを右中間へ今季6本目の三塁打とし、4試合連続安打とした。4回2死一塁の第3打席は投ゴロだった。

 前日19日(同20日)の同戦では、初回にシフトの逆をつく左前打。第1打席のヒットは8月に入って17試合目で初めてだった。8月は19日終了時点で月間打率1割8分1厘。打撃の中で構えた時の感覚を最重要視する大谷は38号を放った17日(同18日)の敵地・カージナルス戦の試合後、「構えている段階で、いい未来が見えていない感じ」と“不振”であることを認めていたが、それでも今月はすでに7発とメジャーでも別次元の存在となっている。

 ここまでリーグトップの39本塁打。今季はキャリアハイを大幅に更新する37盗塁も決めており、19日終了時点でシーズン50発&47盗塁ペース。史上初の「45―45」どころか「50―50」も視界に捉えている。これまで5人が達成している「40―40」は出場147試合で到達した06年のソリアーノ(ナショナルズ)が最速記録保持者だが、この日が出場124試合目の大谷は“記録更新”も目前に迫っている。

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