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ドジャースが0―3から逆転勝ち 大谷翔平は復活のマルチ安打&盗塁で「39―38」 史上最速の偉業目前

スポーツ報知 2024年8月21日 14時22分

◆米大リーグ ドジャース6―3マリナーズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが20日(日本時間21日)、本拠地・マリナーズ戦で0―3から逆転勝ち。今季最長タイの13連戦は1試合を残し、9勝3敗とした。

 3点を追う4回。ラックス、マンシーがそろって2戦連発のソロを放つと、7回にベッツの適時二塁打で同点。8回2死一、二塁で代打・ヘイワードが決勝3ランを放った。

 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は5打数2安打。2年連続3度目の40号到達はお預けとなったが、3回1死の第2打席で右中間へ今季6本目の三塁打を放ち、4試合連続安打。4年連続で「300塁打」に達した。出場124試合目での到達は球団史上5番目の早さだったという。7回1死二塁の第4打席では4番手右腕・ムニョスから一直。大谷に対して左腕から右腕に変える珍しい継投だったが、打ち崩せなかった。8回2死の第5打席は右翼フェンス直撃の単打。マルチ安打は今月2度目で14試合ぶりと復調の兆しを見せ、直後に今季38盗塁目となる二盗を決めた。

 これでシーズン50発&48盗塁ペース。史上初の「45―45」どころか「50―50」も視界に捉えている。過去5人が達成している「40―40」は出場147試合で到達した06年のソリアーノ(ナショナルズ)が最速記録保持者だが、この日が出場124試合目の大谷は“記録更新”目前だ。

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースは首位キープ。ともに勝利した同2位のパドレスとは3差、同3位のDバックスとは4差を死守した。

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