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【中日】松木平優太が4回6失点 プロ初黒星のハマスタでリベンジならず涙 竜は今季ワーストタイ借金13

スポーツ報知 2024年8月21日 21時14分

◆JERAセ・リーグ DeNA7―1中日(21日・横浜スタジアム)

 松木平優太投手が4回を投げて、自己ワーストの10安打6失点で、今季2敗目を喫した。

 初回から苦戦した。先頭の梶原に左前打を許すと、なおも1死二塁で、3番・佐野に右翼席中段への先制2ランを被弾した。この一発が相手打線を勢いづけて、そこから3連打で一挙3失点。四球で先頭を出した3回にも、4安打2四球でさらに3点を与えた。最後まで修正できず、4回に87球を要して、自己最短KOとなった。

 プロ初登板となった7月10日のDeNA戦(横浜)以来、2度目となった敵地のマウンド。同戦でもDeNA・東と投げ合い、7回3失点と粘投しながらも、プロ初黒星を喫した。登板前には「先に点を取られないように」と警戒していた右腕だったが、リベンジはならず、「試合を作れず、申し訳ない」と、あふれる涙をユニホームの袖で拭った。

 チームは2連敗で、今季ワーストタイの借金13。立浪監督は「(松木平は)これも経験。本人が一番反省してると思うので、次回につなげてほしい」と肩を落とした右腕を思いやり、「ズルズルいかないように、また明日頑張ります」と前を向いた。

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